時速160km死亡事故で補充捜査遺族危険運転へ変更求める(2023年6月28日)

時速160km死亡事故で補充捜査遺族危険運転へ変更求める(2023年6月28日)

時速160km死亡事故で「補充捜査」 遺族「危険運転」へ変更求める(2023年6月28日)

 宇都宮市で、時速160キロの車に追突されて男性が死亡した事故の裁判で、遺族が「危険運転致死罪」の適用を求めるなか、28日、現場で改めて実況見分が行われました。

 今年2月、宇都宮市の国道で石田颯汰被告(20)の運転する車が前を走るバイクに時速160キロを超える速さで追突し、佐々木一匡さん(63)が死亡しました。

 石田被告は過失運転致死の罪に問われていますが、遺族は、より罪の重い危険運転致死への訴因変更を求めています。

 28日、警察は検察からの依頼を受けて近くの道路を規制し、改めて事故当時の状況を調べています。

 佐々木さんの遺族・妻、多恵子さん:「(改めての)捜査はうれしいことですが、もっと前にやっていただきたかった」

 検察は、補充捜査の結果をもとに今後、訴因の変更を検討するものとみられます。
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