“安倍派vs岸田派”山口新3区の公認候補に林外務大臣 争いに決着も火種が(2023年6月16日)
自民党は安倍派と岸田派で争っていた山口新3区の公認候補に岸田派の林芳正外務大臣を充てることを発表しました。争いに決着がついたものの、次回以降も火種はくすぶっています。
山口県では次の衆議院選挙から小選挙区が1つ減り、安倍元総理の地盤だった旧4区が新3区に編入されます。
そのため新3区を巡り、旧3区選出の岸田派の林外務大臣と旧4区選出の安倍氏の後継・吉田真次議員が公認を争っていました。
自民党は16日の支部長選任会議で、林外務大臣を新3区の公認候補に、吉田議員を中国ブロックの比例代表とすることを決めました。
ただ、安倍派としては執行部に対して「吉田氏を中国ブロックの当選圏内とすること」、また「次回以降はコスタリカ方式も含め新3区の公認を協議する」ことなどを提案し、了解を得たということです。
安倍派の幹部は「今回は引くが、安倍元総理の選挙区は簡単には譲れない」と話していて、選挙区を巡る対立は次回以降も続くことになりそうです。
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