ロシア軍が新たにウクライナ東部のダム破壊か ウクライナ軍幹部が発表(2023年6月12日)
ウクライナ軍は東部にあるダムがロシア軍に破壊され、川の両岸で浸水が発生していると発表しました。
ウクライナ軍の幹部は11日、地元メディアの取材に対し、ロシア軍が東部・ドネツク州と南部・ザポリージャ州の境界に位置するダムを破壊したと発表しました。
ダムの決壊によって川の両岸で浸水が発生しているということですが、被害の状況は明らかになっていません。
ウクライナ軍の幹部は川が流れている地域が最近、ウクライナ軍によって解放されたことから、ロシア側がウクライナの反転攻勢を遅らせる狙いがあるとの見方を示しています。
一方で「ウクライナ軍の反転攻勢に影響はない」と強調しています。
ウクライナでは6日、南部・ヘルソン州にあるカホフカ水力発電所のダムが決壊し、ドニプロ川下流域一帯に水が押し寄せて住宅が浸水するなど大きな被害が出ています。
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