「感じたことのない衝撃音」羽田空港で国際機同士の接触事故 乗客が当時の状況語る(2023年6月10日)

「感じたことのない衝撃音」羽田空港で国際機同士の接触事故 乗客が当時の状況語る(2023年6月10日)

「感じたことのない衝撃音」羽田空港で国際機同士の接触事故 乗客が当時の状況語る(2023年6月10日)

 10日午前11時ごろ、羽田空港の誘導路付近で航空機同士が接触し、機体の一部が破損しました。乗客の男性は「衝撃音が聞こえて感じたことのないような音だった」と語りました。

 乗客:「左の方から『ガコッ』ていう衝撃音が聞こえた。飛行機では、まず感じたことのないような音だった。機内放送でも中国語と英語で放送が入り、ストライクがあったことを言っていて、ぶつかったと分かった」

 国土交通省航空局によりますと、午前11時前、台北行のエバー航空のパイロットとみられる人物から「振動を感じる」と無線で連絡があったということです。

 航空局はエバー航空の航空機の後ろから来たタイ航空の航空機が追い抜く際に羽部分周辺が接触したとみています。

 タイ航空の航空機の右翼の一部が破損しましたが、乗客乗員にけがはありませんでした。

 電話取材に答えた乗客の男性によりますと、空港内では午後2時半時点で別の便に振り替えるかキャンセルするかなどの手続きが行われているということです。
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