被害女性と男性がビルに…防犯カメラで確認 事件2日後に死亡した男性 事件と関連は(2023年6月7日)

被害女性と男性がビルに…防犯カメラで確認 事件2日後に死亡した男性 事件と関連は(2023年6月7日)

被害女性と男性がビルに…防犯カメラで確認 事件2日後に死亡した男性 事件と関連は(2023年6月7日)

熊本市の雑居ビルで、毛布に包まれた女性の遺体が見つかった事件。事件後に死亡していた、エレベーター管理会社の男性従業員とみられる人物が、被害者の女性と2人で現場のビルに入る様子を防犯カメラが捉えていたことが分かりました。

熊本市内の雑居ビルで亡くなっていた派遣社員・辰島ありささん(29)。毛布に包まれたうえ、ひものようなもので縛られていました。

事件後に死亡していたのは、ビルのエレベーターの点検を担当していた会社の従業員だった30代男性。この男性の遺体が発見されたのは、辰島さんが見つかった2日後だったことが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。自殺の可能性があるといいます。

事件前後、住民が目撃していたのは、作業員姿の男性です。

遺体が発見されたビルの住人:「ここに来るエレベーター関係の人じゃないですかね。34~35歳くらいの人かな。背の高い人です。(Q.服装は)同じような感じだったと思うけど。(Q.作業着)はい、そうです。(Q.複数人)1人。(Q.服装はつなぎ)つなぎじゃなかった。上着はグレーみたいな感じ」

警察も、この男性の行方を探していました。

遺体が発見されたビルの住人:「お昼に聴取を受けた。住人として。不自然な出入りがなかったとか。作業員服・作業員みたいな人はいなかったか、見かけなかったかどうか」

捜査関係者によると、辰島さんの行方が分からなくなった日、死亡した30代男性とみられる人物と、辰島さんが、ビルの中に入っていく様子が防犯カメラに映っていたということです。しかし、出てきた時は男性1人でした。

女性の悲鳴を聞いた住民もいました。

遺体が発見されたビルの住人:「日付が変わって日曜の1時か2時か。女性の悲鳴みたいなのが聞こえて。キャーとかギャーとかどっちか。(Q.建物の中から?外から?)外です。自分がたまたま、夜中にトイレで目が覚めたので。助けを求める感じには聞こえなかった」

雑居ビルは8階建て。遺体が見つかったのは、空き店舗となっていた7階とみられています。ただ、7階には、住民でも上がれないようになっていました。住民によりますと、7階に向かうエレベーターは事件当時、稼働していなかったということです。非常階段では7階に上がれる構造にはなっていましたが…。

遺体が発見されたビルの住人:「(Q.7階は鍵がないと絶対入れない)住人が入ることは無理だと思う。3~4年いる自分でさえも、どう入っていいか分からない」

警察は、死亡した30代男性と事件の関連について、慎重に捜査を進めています。
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