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ウクライナへの人道支援 写真展を開催 「普通の日常」侵攻前後に撮影…写真家の思い(2023年6月5日)
ロシアによる侵攻が続くウクライナの日常を写した写真展が日本で開かれている。撮影した写真家の思いを取材した。
■写真家「普通の日常を見せたかった」
東京・四谷にあるギャラリー・ニエプスでは、3日からウクライナへの人道支援を目的としたチャリティー写真展が開催されている。今回、展示された写真は23点中20点が侵攻開始前に撮られたものだという。街角や公園など何気ない日常の風景が収められていた。
4日、ウクライナにいる写真家のエフゲニー・ボンダレンコさんに話を聞いた。
ボンダレンコさん:「僕が撮影するのは、人々が仕事をして生活をし、散歩する様子です。とにかくウクライナの普通の日常、様々な日常を見せたかったんです」
ボンダレンコさんは、テーマを決めずに街中にあるものをありのままに撮影するという。
■疎開中に撮られた写真「元気もらえる1枚」
しかし…。
ボンダレンコさん:「今は軍事関係のものは撮影禁止になっています。それ以外制限はありませんが、カメラを持って歩いていると周りの人に怪しまれます。違法行為じゃないかと」「(Q.侵攻で被害に遭った所は撮る?)そういう写真は撮りません。そういったものを撮ってアップできるのは、許可された記者だけなんです」
侵攻前の写真では、路地で子どもたちが笑顔を見せていたが、侵攻後の日常として展示されていた写真には、人通りがほとんどなくなった街並みが写し出されていた。
侵攻開始後からウクライナ国内を転々と疎開したというボンダレンコさん。その中で撮られた写真が…。
ボンダレンコさん:「モノクロだけど、空と野原がとてもきれいで、ウクライナの国旗を思い起こさせてくれる写真だと思っています。撮影自体も楽しかった元気をもらえる1枚です」
■写真展を訪れた人「とてもいい機会に」
今回の写真展を企画したのは、ボンダレンコさんと親交のある写真家の大西正さんだ。
大西さん:「実際は、外で写真を撮れる状況ではないと。彼に何かしてあげたいという気持ちがあった。ぜひこれを日本の写真を見る人たちに届けたいなと」
写真展を訪れた人に話を聞いた。
20代(メキシコ出身):「すごく良かったと思う。こういう機会があって、ウクライナから日本まで(ボンダレンコさんの)メッセージが届く。まだまだ(戦争が)終わらないけど、早く終わるように」
20代(学生):「人々の暮らしが脅かされているとか、どういう日常だったのかという点について、なかなか見る機会がなかったので、とてもいい機会になったと思います。それが失われている状態というのを(日常の写真を見ることで)逆説的に感じました」
■写真の構図が斜めに…「不安定さを表している」
ロシアによる侵攻前後の日常を写した写真、それを展示しているのには“ある思い”があった。
この写真は侵攻後、ボンダレンコさんが近くの公園に、家族とピクニックに行った時に撮影した1枚だ。
写真展を企画した大西さんは、写真の構図が斜めに傾いている、これは彼の不安定さ、心情を表しているとしている。
こういった写真を展示することで、「平和な日常がどれだけ大切か、気付いてもらうきっかけになれば」と思いを語ってくれた。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年6月5日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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