オンラインサロン会員「ぽっかり穴が開いたよう」ガーシー容疑者の突然の帰国と逮捕に(2023年6月4日)

オンラインサロン会員「ぽっかり穴が開いたよう」ガーシー容疑者の突然の帰国と逮捕に(2023年6月4日)

オンラインサロン会員「ぽっかり穴が開いたよう」ガーシー容疑者の突然の帰国と逮捕に(2023年6月4日)

著名人らを繰り返し脅迫したなどの疑いで逮捕状が出ていた元参議院議員のガーシー容疑者。
4日夕方、日本に帰国し、警視庁に逮捕されました。
事態急転の背景には何があったのでしょうか

▽ガーシー容疑者“緊急帰国”短パン姿で笑顔も

4日、成田空港。
(仁科健吾記者)「午後5時44分です。警視庁の捜査員を筆頭にガーシー容疑者が出てきました。水色のTシャツに短パンをはいて、サンダル姿で報道陣の前に姿をあらわしました。表情はまっすぐ前を向いています。少し疲れているようにも見えます。肩を落とさず前を向いて、少し口元はむっとした表情で報道陣に姿を見せました」
ドバイに滞在していた元参議院議員の“ガーシー”こと東谷義和容疑者(51)が4日、帰国。動画配信サイト上で著名人ら3人を常習的に脅迫したなどの疑いで成田空港に到着後、逮捕されました。
「少し笑っているようにも見えます。報道陣に一礼をしてガーシー容疑者が出てきました。」
ガーシー容疑者は旅券返納命令が出されパスポートが失効していて、警視庁と警察庁は先月下旬、捜査員らをUAE(アラブ首長国連邦)に派遣するなど、現地当局と調整を続け、4日帰国し逮捕に至りました。
(増田亮央記者)「警視庁の捜査員らがガーシー容疑者を囲んでいます。ガーシー容疑者はいま笑っています。ガーシー容疑者はときおり笑顔をみせています」

▽ガーシー容疑者“緊急帰国”機内からメッセージも

元NHK党の立花氏は、日本に向かう機内のガーシー容疑者と連絡を取ったことを明かしました。
(元NHK党党首立花孝志氏)「『旧NHK党は全力でガーシーの無罪を応援するよ』というのを送ったところ、日本時間の午後2時22分に『ありがとうございます』と。その後、『良かった返事もらえて』と僕の方が。『無罪は無理でも絶対実刑にはさせないので気を落とさず戦い抜きましょう』と2時25分に返したところ、『今、飛行機の中で一人なんで』というのがあって、僕はだから『絶対保釈させますよ』ということで、『そうなればええんですが』こういう絵文字。『この後、会見するけど、ガーシー国民に何か伝えたいことがあれば伝えるよ』といったら、『いきなりすぎて何も思いつきません(笑)』と来ています。そういう意味では冷静な状態ではないというではありますけども、我々がサポートすることに関しては『ありがとうございます』という回答が来ています。」
ガーシー容疑者の逮捕を受け、告訴したジュエリーデザイナーの男性は、「取り調べに素直に応じ、事実を話してもらいたいと思います。私に関する配信内容が事実無根であったことが1日も早く明らかになることを希望いたします」とコメントを出しました。
(佐々木一真アナウンサー)「午後8時過ぎです。いま、ガーシー容疑者を乗せた車が警視庁本部に到着しました。いままさに警視庁の中に入るこちらの白い車にガーシー容疑者が乗っています。これから警視庁で取り調べが行われるものとみられます」

▽ガーシー容疑者逮捕「一生帰国しない」なぜ急転?

去年7月の参院選にNHK党から出馬し28万票以上を獲得して初当選したガーシー容疑者。
(前参院議員ガーシーこと東谷義和容疑者)「絶対僕はいつか日本に戻ってちゃんと国会に行きたいです」
しかし宣言に反し、国会には一度も姿を見せませんでした。
「国会法第122条第4項の規定により、ガーシー君を除名する」
今年3月、今の憲法の下では3人目となる、72年ぶりの除名処分が決定。議員資格を失いました。その翌日には、警視庁が逮捕状を請求。
(ガーシー容疑者)「これで一生帰国しないことを覚悟できました。すごい国ですわ。今回国がやった除名というのは完全に民主主義を否定している。すごいよね、排除する動きが。よっぽど嫌いなんやろなと思うわ、俺のこと」
しかし8日後、警視庁が兵庫県内にある実家の家宅捜索に入ると…
(ガーシー容疑者)「うちの母親77歳ですよ。すみません、ほんまにうちのおかんは勘弁してください。俺を犯罪者と言おうが何と言おうが別に構わないですけど、おかん関係ないでしょ。ほんまにおかんだけは勘弁してください」
旅券返納命令が出され、4月にはパスポートが失効。国際手配もされたガーシー容疑者。
(ガーシー容疑者)「ツイキャスとTikTokの僕のアカウントは闇夜に葬られました。明日になったらこのアカウントもなくなっているかもしれへんし、ラストのインスタライブかもしれないですよ」
警視庁はガーシー容疑者のSNSアカウントについて運営会社に凍結を要請。「TikTok」など複数のアカウントが凍結されていました。

ガーシー容疑者のオンラインサロンも長期メンテナンス中だと会員は言います。
(オンラインサロンの会員)「4月の末が(配信)最後だったと思います。いま入ると『ユーザーの皆様へ』ということで『GW明けまでの期間をメドに』なのでそれよりも前からメンテナンスでしたね。(突然の帰国に)びっくりしました。ずっと『帰らない』とここ1年言ってたのでびっくりしたのと、会員には何の説明もないのかなと。ガーシーさんのこと応援してたのでぽっかり穴が開いたような感じですけど」
「一生帰国しない」と述べていたガーシー容疑者、なぜ今回、突然帰国したのでしょうか。
旧NHK党の立花氏は…
(元NHK党党首立花孝志氏)「なぜ、急に帰国になったかについては申し訳ございませんが私も詳細については聞かされておりません。少なくとも本人はLINEの文面見てる限り、意気揚々と日本に戻ってくるって感じではないです、かなり不安を抱えながら戻ってくるということ」
警視庁によると、警視庁と警察庁は先月下旬、捜査員らを1週間程度UAE(アラブ首長国連邦)に派遣するなど、現地当局と調整を続けていました。警視庁は「少なくとも自主的な帰国ではない」として、UAE側が何らかの措置を講じた結果、突然の帰国に至ったとみています。
また、UAEの当局からは証拠品の移送はなく、ガーシー容疑者の所有物などで警視庁側に提供されているものはないとしています。

6月4日『サンデーステーション』より
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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