「神舟15号」の飛行士3人帰還 中国宇宙ステーションから(2023年6月4日)
中国が独自に開発した宇宙ステーションにおよそ半年間滞在していた3人の宇宙飛行士が地球に帰還しました。
パラシュートを開き、ゆっくりと落下してくるのは宇宙飛行士3人が乗った「神舟15号」です。
4日午前、中国・内モンゴル自治区の砂漠地帯に着地しました。
半年ぶりに地球に戻った飛行士。
自力では降りられず、抱きかかえられながら、地上に降り立ちました。
「宇宙強国」を目指す中国は、独自の宇宙ステーションの本格運用を始めていて、交代の宇宙飛行士3人はすでに先月到着しています。
また、中国人初の月面着陸を2030年までに実現するとしています。
帰還した飛行士は国営テレビに生出演し「我々の宇宙ステーションを誇りに思う」とコメントしました。
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