山羊飼いの月給が最高200万円に 賃金支払えない業者続出で山火事のリスク増加?(2023年5月31日)
アメリカ・カリフォルニア州で、山羊飼いの月給が最大200万円に引き上げられることを受け、賃金を支払えない山羊飼い業者が続出し、山火事の危険性が高まっています。
カリフォルニア州は気候変動の影響で年々ひどくなる山火事のリスクを減らすため、税金で山羊を放牧し、不要な草木を食べさせています。
山羊飼いの多くはペルーからの季節労働者で、現在の最低月給は50万円ほどですが、新しい労働法の成立で農業従事者と雇用条件が同じになり、最高月給が200万円ほどに引き上げられます。
この影響で、まもなく最低月給は4年前と比べて倍の60万円にまで上昇する見込みです。
カリフォルニア州では去年、香川県ほぼ全域に相当する山が燃えましたが、賃金を支払えず破産する山羊飼い業者が増え始め、山火事の危険性がさらに高まっています。
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