三菱商事が最高益 最終利益が初めて1兆円超 2年連続で商社トップ(2023年5月9日)
総合商社大手の三菱商事は今年3月までの1年間の決算で最終利益が初めて1兆円を超え、2年連続で商社のトップとなりました。
三菱商事・中西勝也社長:「2022年度決算ですが、連結純利益は前年度比2432億円増益の1兆1807億円となりました。前年度の最高益を大きく上回り、当社初の1兆円台に到達できた好決算と評価しています」
三菱商事が発表した今年3月までの1年間の決算は最終的なもうけを示す純利益が前の年度に比べて25.9%増え、1兆1807億円と初めて1兆円の大台を突破しました。
石炭やガスなどの資源価格の高騰や円安が追い風になったほか、自動車・モビリティ事業など非資源関連も好調で、全10事業のうち7事業で過去最高の利益を出しました。
また、会見で中西社長は先月、日本を訪問したアメリカの著名な投資家のウォーレン・バフェット氏と会談したことについて次のように述べました。
中西社長:「すごくよく三菱商事のことはご存知で勉強されてるんだと。私の方から三菱商事っていうのは、どういう会社で、どういうことを目指してるのかっていうことを率直にお話しさせていただいたことをご理解いただいたと」
今回の決算ではバフェット氏が投資する日本の5大商社のうち、三井物産も同じく初めて最終利益が1兆円を超えたほか、住友商事や丸紅も過去最高の利益を更新しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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