国際会議で国旗掲げ抗議…ウクライナとロシア代表団 激しくもみ合い混乱 議場外でも(2023年5月8日)
ロシアのウクライナ侵攻を支持する作家の車が爆発し、死傷者が出た。一方で、国際会議では、ウクライナとロシアの代表団が激しくもみ合い、混乱が起きた。
■国旗掲げ…抗議で“もみ合い”に
議長:「やめてください!会議を中断します!会議の進行を乱す人を退出させてください。こんなの失礼ですよ!」
4日、トルコの首都アンカラで開かれた国際会議で、ロシア代表団の発言中にウクライナ代表団員が国旗を掲げ抗議したことで、両者で激しいもみ合いとなった。
議長:「だめ!だめ!だめ!皆さん、この会議をかき乱す人は絶対に許しません。やめてください!守れない人は、出ていってください」
収拾がつかなくなった会議は、一時中断となってしまった。しかし、両者の小競り合いは議場の外でも…。
ウクライナ代表団:「この野郎!我々の旗だ!ウクライナの旗に何をしているんだ!」
ロシア代表団のインタビュー中に、ウクライナ代表団の1人が背後で国旗を掲げたため、ロシア側が国旗を奪い取り、ウクライナ側が取り返そうと殴りかかり、またしても両者もみ合いに…。周囲の人たちが仲裁に入る始末となった。
■ロシア人作家の車爆破か…“自供”映像
一方で、6日、ロシア西部では極右作家のザハール・プリレーピン氏が乗った車が爆発。運転手が死亡し、プリレーピン氏も負傷するという事件が起こった。
捜査当局は爆発に関与したとみられる男を拘束し、自供する映像を公開した。
爆発に関与したとみられる男:「2018年にウクライナ諜報機関に雇われた。殺人方法は、対戦車地雷によるリモート爆発だ」
捜査当局によると、男はウクライナ東部ドネツク州の出身で、2018年にウクライナの特殊部隊にスカウトされ、去年、ロシアに入国したという。
ウクライナメディアによると、ウクライナの治安当局は事件への関与について「肯定も否定もできない」とコメントしている。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年5月8日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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