米ロ首脳が電話会談「米から実質的な回答ない」(2022年2月13日)
各国政府が退避を呼び掛けるなど緊迫が続くウクライナ情勢を巡り、アメリカのバイデン大統領とロシアのプーチン大統領が電話会談しました。
アメリカ政府によりますと、バイデン大統領はプーチン大統領との電話会談でウクライナに侵攻した場合、「多くの人を苦しめ、ロシアの地位は低下するだろう」と警告し、その場合は厳しい代償を科すことになると強調しました。
また、政府高官は「ロシアが外交的解決の追求に関心があるかは不明だ」と警戒感をにじませました。
一方、ロイター通信はプーチン大統領がアメリカから「実質的な回答」を得ていないと不満を表明したと伝えました。
ロシアが懸念するNATOの東側への展開やウクライナに兵器を配備しないなどの要求を指しているとみられています。
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