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GW前半…各地でにぎわいも天気急変「どしゃ降り」「テント水没」で大混乱(2023年5月2日)
ゴールデンウィーク前半、観光地には多くの人が訪れ、非常に混雑しました。そんななか、各地で天気の急変もありました。キャンプ場では、テントが水没する事態も発生しました。
■突然の雷雨…ずぶ濡れ“猛ダッシュ”
1日午後3時ごろ、埼玉県川越市です。ゴールデンウィークの平日にもかかわらず、大勢の人が訪れています。
神奈川県から来た観光客:「有給休暇、お休みです」「9連休」「9連休ですね」「着物も着て、テンション上がってます」
神奈川県から来た観光客:「お休みです」「休みをとってきました」「(Q.このお召し物は?)レンタルしました」「初着物です。人生初です。気持ちいいですね。着てて。楽しいっす」
小江戸・川越では、着物で楽しむ多くの観光客の姿がありました。
しかし、楽しい小江戸気分に水を差すような突然の雨が降りました。
茨城県から来た観光客:「(Q.急に雨が降ってきましたけど傘は?)ないです。もちろん。きょうは雨降ってきちゃったんで、どこかショッピングモールとか行って、終わりかなって」
夕方から天気が急変した北関東。栃木県の観光名所、日光でも…。
観光客:「急に雨が降り出して」「寒い…」「最悪です。でも、しょうがないですね。予報は雨だったんですけど、こんなに強くなるとは思わなかったので」
突然の雨で、軒下で雨宿りする観光客。すると、雷が鳴るなか、駐車場へ走り出した家族4人。
観光客:「もう(雨脚が)変わらなそうだから、行ってみます」
駐車場までは、歩いて20分の距離です。土砂降りのなか、4人で一斉に走って向かっていっています。
無事、駐車場に到着した家族4人。
観光客:「雷鳴ってきたんで、急いで来ました」「(Q.どうでした?)疲れた」
その後、ビショビショになった服を着替え…。
観光客:「良い旅だった?あんまり!?楽しみたかったみたいです」
■初キャンプ…テント設営“悪戦苦闘”
富士山を目の前に眺めながらキャンプができる人気スポット。ゴールデンウィーク前半、多くの人でにぎわっていました。
風が吹くなか、力を合わせてテントを組み立てる家族。
埼玉からキャンプに来た家族:「(Q.順調ですか?)順調じゃないんですよね。つける場所が合っているかどうか。違ってそうです。逆かな。ここを斜めに45度」
息子:「ここ?」
埼玉からキャンプに来た家族:「うん、そう。手を打たないでね」
悪戦苦闘しながらも、なんとかテントを完成。実はこちらの家族、初めてのキャンプだと言います。
埼玉からキャンプに来た家族:「(テント)買ってから、コロナで県をまたいでの移動ができなくて、なかなか行けなくなっちゃって…」
3年ほど前にテントを買ったまま、キャンプできずにいましたが、ついに念願が叶いました。
母:「(Q.やっぱり違います?)全然、やっぱり家と外では。良い感じですね」「(Q.きょうは何泊するんですか?)1泊です。あした帰ります。天気があまり良くないみたいなんですけど、晴れているのを有効利用して。うまく楽しみたいと思います」
■大家族キャンプ…雨予報も「非日常楽しむ」
“年に1回キャンプ”を楽しんでいるという60代の男性2人組。
60代:「キャンプといえばカレー」
夕食のカレー作りを開始。ところが、想定外のミスが…。
60代:「まな板を持ってくるの忘れたので、切りにくいんですけど」
まな板を忘れたため、鍋のふたで代用。豪快に野菜を切ります。さらに、牛肉と一緒に野菜を炒め煮込み、カレーが完成間近に、またしても忘れ物が発覚。
60代:「お玉を忘れました」
出来上がったカレーをやむを得ず、スプーンで取り分けようとしますが…。
60代:「お玉忘れたのちょっと痛いな。これさ、日が暮れるよ。暮れてるけど。流し込むかなぁ」
スプーンでは時間がかかりすぎるため、鍋から直接器へ流し込みます。
60代:「食べられます、OKです。よかった、雨が降る前に食えて」
この日は、夜から雨が降る予報のため、天気を気にするキャンパーたち。初のキャンプで1泊すると意気込んでいた家族は、すでにテントの片付けを始めていました。
埼玉からキャンプに来た家族:「ちょっと予定変更で。雨降っちゃうと片付け大変になんで、もう帰っちゃいます」
中には、天候を気にせず過ごす家族もいました。親子3世代、10人でキャンプに来た家族です。
おじいちゃん、おばあちゃんはなんとキャンプ歴30年の大ベテラン。
10人でキャンプに来た家族:「炎が酒のつまみになるんです」「眺めてるだけでも癒やされたり」
娘・息子夫婦とその子どもたち。3つのテントで、翌日のチェックアウトギリギリまで、キャンプを楽しむ予定です。
10人でキャンプに来た家族:「(Q.キャンプの良さは?)非日常を味わうところ。今夜から雨が降る、それも結構かなり降る予報で。でも皆(キャンプに)来るわけですよね。それは自分の家だと部屋の中に閉じこもって過ごすけど、外であえて過ごす。非日常を味わえたら楽しい。雨でも楽しい。そういうもの(非日常)を子どもたち孫たちにも一緒に味えたら良いなと」
雨もキャンプの醍醐(だいご)味。雨予報にも動じず、ありのままを楽しむといいます。
■天気急変…“テント水没”泥だらけ
夜になると、キャンプ場では予報通り雨が降り出しました。
夕食づくりで忘れ物が多かった60代男性のテント。
60代:「雨脚が強くなってきましたが、明かりがあると心強いね」
そして、一夜明けたキャンプ場。雨が激しく降り続き、地面にはあちらこちらに水たまりができていました。
雨もキャンプの醍醐味と言っていた10人家族にも…。
3世代10人でキャンプ 長男の妻:「(Q.テントは片づけた?)もう、これだけしか(テントは)残ってないです。ここが水没しちゃって、最初に片づけちゃって」「(Q.お父さんたちは、まだ居る?)もう、帰っちゃいました」
なんと、キャンプ歴30年のおじいちゃんのテントが雨で浸水してしまったというのです。
イスやテーブルが置かれたリビングスペースが、辺り一面水につかってしまいました。
長男の妻:「(寝室用の)テントの中までは大丈夫だったみたいだけど、前の部分のお部屋のところが、(地面が)グチャグチャなので、5~6センチ水がたまっている。(ズボン)たくし上げて、(片づけ)やってましたよ。びちょびちょで」
キャンプ歴30年のおじいちゃんも浸水には勝てず、家族を残して朝一で帰宅してしまいました。
3世代10人でキャンプ:「多分、また来ますよ。こういうので、めげないんで。雨降る時は聞いてから(テントを)立てるって。もう、次のことを考えてました」
■変化…BBQ場“有料化”でマナー改善
バーベキューを楽しむ多くの家族連れやグループが訪れた埼玉県の飯能河原。
今年からこのバーベキュー会場は有料ということで、バーベキューをする人たちが受付をしています。
奥むさし飯能観光協会 中里忠夫会長:「一昨年の前に荒れてしまって、マナーの悪い人たちが、飯能河原で大騒ぎしたり。ゴミはめちゃくちゃに散らかしたまま帰るっていうのが普通だったんで。もう、これはっていうことで」
今年からバーべキューは有料化。その代わり、すべてのゴミを回収してくれます。
バーべキュー客:「有料になったって聞いて、ちょっと抵抗あったんですけど。その分、きれいに使えるのかなっていうのはありますね」「最後は(ゴミを)回収して帰るっていうのは、非常に助かってますね」「手ぶらセットで来れるから、良いですよね。それが一番良いから来ているので」
一方、大量の食材を前に、呆然と立ち尽くすグループ。
バーべキュー客:「(Q.トラブルですか?)鉄板がないです」「(Q.予約してないと借りられない?)それを初めて知って」
すると…。
バーべキュー客:「借りられた」「(Q.借りられた?)借りられた。そこまでなくなっちゃったら、どうしようかと思いました」
スタッフに細かく指導されて、ゴミを細かく分別しています。酔っていますが、しっかりゴミを運んでます。
バーべキュー客:「これ、どうする?」
スタッフ:「燃えるゴミ、こっち下さい」
バーべキュー客:「自分で飲んだものは、自分で片づけるような感じですかね」
まもなく、バーベキュー場の営業終了時間。テントやゴミはほとんど片づけられ、スタッフからも驚きの声が上がりました。
スタッフ:「時間も守るし、完璧だろ」「(Q.本当に時間守ってますね)完璧ですね、すごいですね」
バーべキュー客:「ありがとうございました!もう、きょうは飲み干しましたよ。本当最高。イエーイ!」
(「羽鳥慎一モーニングショー」2023年5月2日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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