「自分が何をしているのか分かっていないようだった」原付バイク男性死亡事故で容疑者の男から基準値3倍超のアルコール検出｜TBS NEWS DIG
きょう午前、東京・新宿区の交差点で乗用車が原付バイクに衝突し、バイクの男性が死亡する事故があり、警視庁は車を運転していた男を逮捕しました。男の呼気からは基準値の3倍以上のアルコールが検出されました。
横転したバイクの横にボンネットが大破した車が停まっています。午前10時前、新宿区新宿4丁目の交差点で「乗用車とバイクがぶつかった」と、事故を目撃した人から110番通報がありました。
警視庁によりますと、原付バイクが交差点を直進しようとしたところ、右折してきた乗用車がぶつかり、原付バイクを運転していた50代の男性が胸を強く打って死亡しました。
警視庁は、車を運転していた横浜市瀬谷区の無職・伊東航介容疑者（21）を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
伊東容疑者からは基準値の3倍以上のアルコールが検出されたということです。
事故の目撃者
「（伊東容疑者は）酒を飲んでいたようにも思える。ぼーっとしていて、茫然自失という感じだった。自分が何をしているのかよくわかっていないような感じだった」
伊東容疑者は取り調べに対し、「酒を飲んで運転していたのは間違いない」と供述しているということで、警視庁は容疑を危険運転致死に切り替えて、事故の詳しい経緯を調べています。
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