英航空CEO「2030年前にも水素で動く航空機が」(2023年9月12日)
イギリスの航空大手「ブリティッシュ・エアウェイズ」のショーン・ドイルCEOはテレビ朝日のインタビューに対し、2030年の前にも水素を活用した航空機が見られるだろうという見通しを示しました。
ブリティッシュ・エアウェイズ ショーン・ドイルCEO兼会長:「長い時間を必要とするイノベーションだが、次の10年の中頃までには、炭素を出さない、水素で動く短距離用の航空機を見ることができるだろう」
ドイルCEOは、脱炭素を実現するために機体を燃費効率の良いものに変えていくほか、2030年までに燃料の1割をSAF(持続可能な航空燃料)で賄えるようにすると述べました。
また、水素を活用した航空機を開発する企業に投資するなど、さまざまな取り組みを同時に進めているとしました。
コロナ後の航空業界については「まだ再構築の期間にある」として、強い需要に対する供給の回復を急ぐ考えを示し、羽田とロンドンを結ぶ便は来年夏までに1日2便、週14便とする予定だと述べました。
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