GW本番“近場”行楽地が大にぎわい 交通費を“節約”物価高が影響も(2023年5月1日)

GW本番“近場”行楽地が大にぎわい 交通費を“節約”物価高が影響も(2023年5月1日)

GW本番“近場”行楽地が大にぎわい 交通費を“節約”物価高が影響も(2023年5月1日)

■“近場”行楽地 朝から大行列

 最大9連休のゴールデンウィーク、5月1日は3日目です。1日、2日は平日のため、「この2日間は働く」という人もいるはずですが、千葉県の「鴨川シーワールド」には、朝から、家族連れが殺到していました。

 栃木から来た人:「(Q.人の多さ見て)びっくりしました。初めて来たんですけど、ゴールデンウィークらしくて良いと思います」「あれ大きい!パパみたい!」

 施設は、4年ぶりにゴールデンウィークの入場制限を設けず、「オンラインチケット販売」も導入するなど、受け入れ準備は万全です。 

 神奈川から来た人:「顔面に水がかかってびっくりして機嫌悪めみたいな」

■交通費を“節約”物価高が影響も

 観光客に話を聞いていくと、今年のゴールデンウィーク、“ある傾向”が見えてきます。

 千葉から来た人:「今回のゴールデンウィークは『近場』がテーマで、近場だとそれなりに交通費がその分浮くので」
 埼玉から来た人:「ちょっと物価高で(遠出は)難しい」

 相次ぐ値上げが家計を圧迫するなか、今年は、旅費を抑えて「近場のGW」を楽しむ人も多いようです。

 一方で、こんな“プチ贅沢(ぜいたく)”を味わうプランが人気です。  

 日帰りの「水族館探検プラン」。夜の水族館を貸し切って行う特別なプログラムが目白押しです。日本で唯一シャチが泳ぐ姿を見ながら房総の食材を使った料理も堪能できます。大人1万1000円、子ども9000円の“プチ贅沢”。販売から1週間でチケットは完売したそうです。

 鴨川シーワールド・中澤寿雅課長:「我々もちょっとびっくりするくらいのスピードで完売となった」

■“築地”に観光客殺到 お目当ては?

 近場のゴールデンウィーク。東京・築地も、このにぎわいです。皆さんお目当ては、新鮮な魚介と思いきや…。

 この「玉子焼」。卵が高騰する最中、お値段据え置きで提供しています。

 埼玉から来た人:「近場で手軽に楽しもうと思い築地に来た」「すごくいま卵高いので、きょうはおいしい玉子焼を食べようかなと」
 玉子焼丸武・伊藤政光社長:「卵も高いし、少なくてかなり苦労はしているが、うちの玉子焼き食べていただきたいので、お値段は据え置きで頑張ってやってる」

 現在、築地の場外市場で行われている「築地春祭り」。イベントの目玉は何といっても、築地場外ホームランセールです。 少し歩けば“お買い得”がいっぱい。海産物問屋では、3500円の干貝柱が700円も割引。

 築地信濃屋・松田耕一さん:「限度がこの変かな…。お祭りだから!」

 さらに、こちらのお店は…。
 
 栗辰・前田晃明さん:「きょうは銀鮭(さけ)の切身。普段よりも厚切りに切って、5切れ入れて1000円約2割安くしている」

 5月5日は、子どもの日に合わせて、イクラの特売も考えているそうです。

 栗辰・前田晃明さん:「人のにぎわいが戻ってきてくれていること方がうれしい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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