ワグネル創設者プリゴジン氏「弾薬不足が解決されなければ前線から撤退」(2023年4月30日)

ワグネル創設者プリゴジン氏「弾薬不足が解決されなければ前線から撤退」(2023年4月30日)

ワグネル創設者プリゴジン氏「弾薬不足が解決されなければ前線から撤退」(2023年4月30日)

 ロシアの民間軍事会社「ワグネル」を率いるプリゴジン氏はロシア軍が協力しなければ、ワグネルは前線を離脱すると述べました。また、ウクライナの反撃はロシアに壊滅的な結果をもたらすと警告しました。

 独立系メディア「重要な話」によりますと、プリゴジン氏は29日に公開されたインタビューで、ロシア軍からワグネルへの弾薬供給が滞っている問題を巡り、プリゴジン氏はショイグ国防相に最後通牒(つうちょう)を添えた手紙を書いたと明らかにしました。

 28日までに問題が解決されない場合、ワグネルはウクライナ東部ドネツク州の要衝・バフムトを去るとしています。

 また「ワグネルは間もなく存在しなくなる」とも述べました。

 プリゴジン氏はウクライナ軍の大規模な反撃は遅くとも5月15日までに開始されるとして、ロシアに壊滅的な結果をもたらすだろうと警告しています。

 プリゴジン氏は14日に突如、特別軍事作戦の終了を発表することが理想的な選択肢だと主張しました。

 プリゴジン氏の一連の発言の真意は分かっていませんが、ワグネルが前線から離脱すればロシア軍は苦境に追い込まれます。
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