観光・イベントも“4年ぶり”活況もホテル代は高騰…あすからGW すでに“混雑(2023年4月28日)

観光・イベントも“4年ぶり”活況もホテル代は高騰…あすからGW すでに“混雑(2023年4月28日)

観光・イベントも“4年ぶり”活況もホテル代は高騰…あすからGW すでに“混雑(2023年4月28日)

29日から始まるゴールデンウイーク。最大で9連休となる今年は、新型コロナの規制緩和が続き、4年ぶりの人出が見込まれています。

羽田空港の国際線ターミナルは、旅行客でにぎわっていました。ロサンゼルスに向かう家族に聞きました。
父親:「コロナがあって、出かけようという雰囲気じゃなかったが、出かけようかなと」
娘:「従妹の家に行って、ディズニーに行こうかなって。めちゃ楽しみ」

出国する人あれば、入国する人あり。海外からの観光客も回復しています。28日に到着したイギリス人のグループ。宿泊先に選んだのは、東京・港区にあるカプセルホテルです。
イギリス人観光客:「ユースホステルもありますが、寝心地は悪いし、周りの人が見えるし、うるさいので」
イギリス人観光客:「イギリスに比べて、日本のホテルは安い」

値段で選んだそうですが、実は、かなり値上がりしています。コロナ禍では、休日でも一泊2000円代で泊まれていましたが、今年のゴールデンウイークは、9000円以上と5倍近く値上がっています。

それでも、東京で泊まるには安いと選んだ初めてのカプセルホテル。居心地はどうでしょうか。
イギリス人観光客:「とてもコンパクトだけれど快適ですね」

ナインアワーズ責任者・米本秀高さん:「(Q.予約状況は)すごい予約状況。ほぼ満室になっています。8000円、9000円で売っても、どんどん予約が入ってくる。我々もびっくりしています。コロナ禍で多くのホテルが倒産や休業に追い込まれた。人手が追い付いていない。100%稼働できていない箇所も多く、供給が減ってしまっている」

国内の旅行先としても人気の高い東京。東京スカイツリーの麓では、『こいのぼりフェスティバル』をはじめ、さまざまなイベントが開催されています。東京スカイツリーの展望台。すでに多くの人でにぎわっていました。3世代で来ていた家族がいました。
父親:「(Q.このために、きょう休みをとった)はい。混むから。ゴールデンウイーク中はディズニー。子どもに連れてってと。平日のあたりで連れていければと」
祖父:「(Q.ゴールデンウイークのにぎわいというのは)活気があっていいと思う。徐々に戻ってきたなと」

施設側も集客に期待を寄せています。
東京スカイツリータウン広報事務局・箱石結衣子さん:「通常は朝10時から夜9時までオープンしているが、最大で朝の8時から夜10時まで営業いたします」

今年は、屋外イベントも活気を取り戻しています。東京・江東区では、肉フェスが開催されています。こちらのイベントは、ドッグランが併設されていて、愛犬家たちが楽しんでいました。

東北から九州までの各地をバスで結ぶ『バスタ新宿』。出発と到着、その狭間でにぎわう場所に、荷物を抱えた女性が一人。山梨県から上京してきた田中亜美さん(22)です。
田中亜美さん:「彼氏が4月から社会人になって、東京だったので『私も一緒に』って。彼氏が大阪に研修に行っていて、きょう東京に帰ってくるんですけど、羽田空港から新宿に来るのを待っています」

新生活のため、バッグ5つに荷物を詰め込んできました。その1つには、食器用のスポンジとキッチンペーパー、そして、お米も。
田中亜美さん:「持ってこられるものを親が持たしてくれたので。(米の袋が)一回、破けちゃって、詰めなおした。本当に重たくて、ばたばたして何回も転んだりして。(Q.実家で食べてきたお米を持ってきたい)ありますね。(Q.新生活はどうですか)ずっと上京したくてお金ためていたので、新生活すごい楽しみです」

待つこと2時間。無事、落ち合うことができました。
田中さんの恋人・吉野竜世さん(22):「(Q.彼女と再会してどうですか)疲れが吹っ飛びました。(Q.2人にとってはどんなゴールデンウイークに)家具を買うとかですかね。部屋を完成させたいです」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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