【飼い主逮捕】逃げ出した大型犬が男性にかみつく「番犬として飼っていた」
埼玉県上尾市で大型犬が散歩中の男性にかみつきケガをさせたとして、飼い主の暴力団組員の男が逮捕されました。男は調べに対し「番犬として飼っていた」と容疑を認めているということです。
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記者(埼玉・上尾市、12日正午ごろ)
「シェパードでしょうか、大型犬の姿が見えます」
鎖につながれた大型犬。警察によりますと、3歳のオスのジャーマン・シェパードだといいます。
しかし、およそ2時間後の午後2時半ごろ、同じ場所を訪れると、リードが外れ、シェパードが自由に動き回れる状態になっていました。警察や保健所が出動する事態となりました
このシェパードを飼っていたのは、重過失傷害の疑いで逮捕された暴力団組員の松倉信弘容疑者(68)です。今年7月、注意を怠ったためシェパードが自宅から逃げ出し、散歩中の40代の男性にケガをさせたとして、10日に逮捕されたのです。
近くで働く人
「鎖で端から端までワイヤでつながれているという状況で。近所の方もここ通れば、多分ほえられていましたので」
体長およそ115センチあるというこのシェパード。実は、人を襲ったのは今回だけではありませんでした。
近くで働く人
「鎖につながれているけど、それ知らずにはいってきてかまれちゃった」
去年1月から今年4月にかけて、この家を訪問した人に3回かみついたほか、去年9月には、自宅前を自転車で通行していた70代の女性にもかみつき、ケガをさせていました。
このとき、リードは外れた状態だったといいます。また、これまでも複数回、リードが外れて逃げ出す姿が目撃されていました。
近くで働く人
「車でここら辺通ったときに犬がうろうろしているのは(見た)。そこの犬だって分かったので警察に通報した。通報するしか我々もできない感じ」
警察や保健所は飼育状況が適切でないとして、注意や指導を続けていましたが、状況は改善されなかったといいます。
そして12日、「news every.」の取材中にも、朝はつながっていたリードが外れてしまい、午後には敷地内を自由に動き回るシェパードの姿がありました。
記者
「えっ、リード外れてます?」
カメラマン
「外れてるじゃん」
記者
「リード外れてますね」
その後、スタッフが警察と保健所に通報。保健所の職員がエサを使って犬をおとなしくさせてリードをつなぎ直したあと、つなぎ目の金具の補強も行ったということです。
警察の調べに対し、容疑を認めているという松倉容疑者ですが、シェパードについては「番犬として飼っていた」と話しているということです。
(2022年12月12日放送「news every.」より)
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