冬に逆戻り?米でグラウンド真っ白に… 中国で吹き荒れる強風 街を破壊(2023年4月28日)

冬に逆戻り?米でグラウンド真っ白に… 中国で吹き荒れる強風 街を破壊(2023年4月28日)

冬に逆戻り?米でグラウンド真っ白に… 中国で吹き荒れる強風 街を破壊(2023年4月28日)

 アメリカの南部フロリダ州でまるで冬に逆戻りしたかのような光景が広がっています。学校のグラウンドが一面、真っ白になる事態に。一体何が起きたのでしょうか。

■大粒の“雹”住宅が被害「地面にめり込んだ」

 猛烈な風とともに横殴りに吹き付ける雹(ひょう)。外にいた住民も慌てて屋内に避難します。アメリカ・フロリダ州を発達した低気圧が襲い、大粒の雹が降り注ぎ多くの住宅が破壊されました。

 地元の住民:「がれきが自宅に当たって雹が降る音がしたの。60センチぐらい地面にめり込んだみたい」

 学校のグラウンドは一面真っ白に。実はこれ雹。雪が積もってるようにも見えますが、大量の雹が降り注いだのです。

 車も思うように前に進めません。道路を埋め尽くしている雹で路面はでこぼこの状態に。町はまるで冬に逆戻りしたかのような光景が続いています。

 アメリカ中西部では大雨は降ってなくとも各地で洪水が発生。原因は大量の雪解け水。洪水はミシシッピ川沿いの地域、広範囲で発生。堤防を越え、川よりも低い場所に流れ込み多くの住宅が浸水。

 地元の住民:「水が引いたら道路や公園はがれきが散乱しているだろう。その後の片付けが大変だよ」

■中国で吹き荒れる強風 屋根&看板巻き上げ

 中国東北部では強風が吹き荒れ、街を破壊。走行中、突然舞い上がる屋根。慌てて車を止めた次の瞬間、目の前に看板が落下。間一髪、難を逃れました。時刻は午前8時ごろ。朝のラッシュの時間帯。突然、強風が襲い、トタン屋根や看板などを次々に巻き上げたのです。

 現地報道によると、飛ばされた屋根によりバイクに乗っていたドライバーが負傷し、十数台の車が破損したといいます。

■嵐が住宅街直撃 がれきの中にワニ ブラジル

 今年に入り何度も激しい嵐に見舞われたブラジル・リオデジャネイロ。町の運河は流れ込んだがれきや木、ごみなどであふれています。しかしよく見ると、画面の真ん中、周囲のごみに紛れていますがそこにいたのは…。なんと、ワニ。ワニが潜むこの運河はお店やアパートが立ち並ぶ住宅街。多くの住民が暮らしています。

 この映像にも少なくとも2匹のワニの姿が。

 生物学者、マリオ・モスカテッリ氏:「他の生物と同じようにワニも深刻な問題を抱え生きている」

 海に近く運河沿いに残る緑の木々。生物学者によると、元々ここにワニが生息していて、そこへ森を切り開き人間が住みはじめ、近年急激に環境が悪化しているといいます。地元の人も恐れていない様子で、餌(えさ)を投げ込む姿も…。

 ただ、現在でも違法にワニを捕獲し、食用として販売している業者もいるといいます。

 水質悪化が進む運河。専門家によれば、大量の廃棄物が漂いごみなども餌にしてしまうため、ワニの汚染も進んでいて、不法投棄をやめるよう警告しています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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