【北朝鮮】専門家解説 ミサイル発射の狙いは?
北朝鮮が5日朝、弾道ミサイルとみられる飛翔体1発を発射したと韓国軍が発表しました。日本の排他的経済水域(=EEZ)の外に落下したとみられています。
北朝鮮の狙いはどこにあるのか、専門家の慶応義塾大学・礒崎敦仁教授に聞きました。
「一言で言うと、国防力を強化するということ。国家防衛力の強化を、大みそかまで開催していた党の大きな会議、党中央委員会全員会議(総会)で、金正恩氏が指示しているので、それに基づいたものであるように思う」
「3年間もアメリカとの対話が事実上進んでいない状況の中で、アメリカの目を気にせずに国家の足元固めですね、対話が進んでいないからこそ兵器開発を着々と進めていくという段階にいる」
北朝鮮政治が専門の磯崎教授は、北朝鮮が今後もアメリカのバイデン政権や韓国の情勢を見すえながら、兵器開発を推進するとの見方を示しました。(2022年1月5日放送)
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