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「うな丼大臣」と批判 谷国家公安委員長は…G7広島サミットの警備責任者 本人が釈明(2023年4月27日)
G7広島サミットの警備責任者である谷公一国家公安委員長の発言が波紋を広げている。野党からは「うな丼大臣」などと批判され、本人が釈明した。
■野党から批判「ウケ狙い冗談かも…センスない」
谷国家公安委員長:「(高知県)四万十でおいしいうな丼を食べられるということで、楽しみにしていたんですけれども」
谷国家公安委員長が「うな丼大臣」と呼ばれるきっかけとなったのは、視察で高知県を訪れていた15日のことだ。
その日はまさに、和歌山市で岸田文雄総理大臣が襲撃された日だった。
谷国家公安委員長は25日に都内で開かれた自民党議員のパーティーで、報告を受けた時の様子をこう語った。
谷国家公安委員長:「これから食べようという時に、警察庁から電話があって。『和歌山で総理に物を投げられた』と、そういうことがありまして。ありましたけども、うどんは…うどんじゃなくて、うな丼はしっかり食べさせていただきました」
谷国家公安委員長は、来月行われるG7広島サミットの警備責任者であることから、野党からは批判の声が上がった。
立憲民主党・安住淳国対委員長:「ちょっとコメントするのも、恥ずかしいような話ですよね。緊張感の足りなさと、会合で多分ウケを狙って言った冗談なのかもしれないけども。ちょっとセンスはないですよね」
■進退巡り…岸田総理を追及も「引き続き職務に」
こうした批判を踏まえ、谷国家公安委員長は、次のように釈明した。
谷国家公安委員長:「昼食はうなぎだったということが、まあ大変舌足らずと言いますか、誤解を招きかねない発言であった。清流の四万十の名物であるということで、口に出してしまった。適切ではなかったと思います」「(Q.適切でなかったが、撤回はしないか?)撤回?いや撤回というか、発言は事実しか言っておりませんので」
国会では、野党が谷国家公安委員長の進退を巡って、岸田総理を追及した。
立憲民主党・宮口治子議員:「事件に対する危機感も緊張感も感じない人物に、要人警護・警備の責任を担わせてよいのでしょうか。“うな丼大臣”は即刻、更迭して下さい」
岸田総理:「(谷国家公安委員長は)報告を受け必要な指示、情報収集を行いながら、業務を継続したものと聞いております。引き続き、職務に当たってもらいたいと考えております」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年4月27日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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