岸田総理襲撃から1週間 過去に要人警護の実績なし(2023年4月22日)
岸田総理に向けて爆発物が投げ込まれた事件から、22日で1週間です。現場となった漁港では、和歌山県警が過去に要人警護をした実績がないことが分かりました。
(宮本華記者報告)
事件が起きた当時は騒然となった和歌山市の雑賀崎漁港ですが、20日、漁を再開するなど日常を取り戻しつつあります。
和歌山県警では事件が起きたこの漁港で、過去に総理や閣僚といった要人の警護をした実績がないことが分かりました。
今後、警備態勢に不備がなかったか、検証を進める見通しです。
また、逮捕された木村隆二容疑者(24)は、事件当日の朝、兵庫県川西市の自宅を出発したとみられます。
その後の捜査関係者への取材で、木村容疑者は自宅の最寄り駅から電車に乗って大阪の梅田などを経由し、和歌山に入ったとみられることが分かりました。
爆発物とみられる2本の筒をかばんの中に隠し持ったまま、大阪の中心部を通過したことになります。
木村容疑者は果物ナイフも隠し持っていたということで、警察は、銃刀法違反容疑などでの立件も視野に入れ、捜査を進めています。
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