東京、大阪に臨時医療施設1000床を増設 看護師ら約200人の派遣を要請(2022年2月10日)
新型コロナのオミクロン株の感染拡大で特に重症化リスクの高い高齢者などの受け入れ枠を拡大するため、厚生労働省は東京都と大阪府に臨時の医療施設を合わせて1000床増やす方針を示しました。
後藤厚労大臣：「臨時の医療施設合計1000床、共同で増設することに致しました」
厚労省は、東京都と大阪府に設ける臨時の医療施設が軽症から中等症Iまでの重症化リスクの高い高齢者や妊婦などを対象としていることを明らかにしました。
リハビリや酸素投与などができる設備も整え、今月中旬から順次、運用を始めるとしています。
また、法律に基づいて国立病院機構などに看護師らおよそ200人を派遣するよう要請し、必要な人材は国が確保するとしています。
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