1人1票のはずが一体ナゼ? まさかの「0.415票差」で落選(2023年4月26日)

1人1票のはずが一体ナゼ? まさかの「0.415票差」で落選(2023年4月26日)

1人1票のはずが一体ナゼ? まさかの「0.415票差」で落選(2023年4月26日)

■まさかの「0.415票差」で落選

 参政党・田中裕史氏(56):「落選以上に票の差の方が正直びっくりした。こんなことってあるんだなと」

 選挙は1人1票ですが、なんと「0.415票差」で田中氏は落選しました。23日に投票の東京都中野区議選。定数は42人で、60人が立候補しました。選挙結果を見てみると、42番目の当選者の得票は1585票。そして、落選となる43番目が田中氏で、得票は1584.585票でした。その差は、なんとわずか0.415票です。選挙は1人1票のはず。1票に満たない差で落選した田中氏は…。

 参政党・田中裕史氏:「ちょっとでも長く演説していたらとか、多くの方と話す機会があったならと考えてしまう」

■1人1票のはずが一体ナゼ?

 当選と落選を分けた、わずか0.415票。なぜ小数点以下の票が…。実は今回の中野区議選では田中氏と同じ名の候補がいました。そこに、どちらに投票したのか分からない票があったために起きた現象なのです。

 公職選挙法では、例えば鈴木Aと書かれたものが400票、鈴木Bと書かれたものが100票、そこに鈴木とだけ書かれたどちらの候補か不明な票が50票あった場合は各候補者の得票数に応じ、この不明な票を分配することになっています。

 今回の中野区議選では、こうした票の割り振りで12人の候補者に小数点が付きました。0.415票差で落選した田中氏は…。

 参政党・田中裕史氏:「まさに1票ないので、なんでこんなことにという思いが強い。選管に相談して(無効票を)もう一度、読み直しの申し立てをしようと思う」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事