【日銀】金融政策の現状維持を決定 結果受け株価や円相場大きく動く
日本銀行は金融政策決定会合を開き、金融政策の現状維持を決定しました。結果を受け株価や円相場が大きく動いています。
市場関係者は金融緩和策の修正を見送った背景には「12月の政策修正の影響をしばらく見極める」という判断があったものとみています。
日銀は正午前に金融政策決定会合の結果を公表し、「現状維持」としました。
先月の会合は長期金利の変動幅をプラスマイナス0.5%程度まで広げるとする金融政策の修正に踏み切り、“事実上の利上げ”だと、市場では驚きをもって受けとめられました。
そのため今回も、日銀が金融緩和策の修正などに踏み切るのではないかとの警戒感も広がっていました。
現状維持となったことで株高、そして円安が進んでいます。
投資家「あまりこれで一喜一憂するつもりはなかったんですけど、気にはなりますよね。上がって良かったです」
日経平均株価は一時600円以上値上がりする一方、このところ円高傾向だった円相場は1ドル=131円台まで一気に円安が進んでいます。
このあと黒田総裁が会見を開き、現状維持とした経緯を説明する予定です。
(2023年1月18日放送)
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