神奈川・箱根山で初のドローン特別調査 気象庁(2023年4月7日)
「火山ハザードマップ」の見直しが進む神奈川県の箱根山で、気象庁は2月に初めてドローンによる調査を行いました。
箱根山を24時間体制で監視する気象庁は2月、地権者などの許可を得てドローンによる特別調査を初めて実施しました。
気象庁が撮影した映像では、大涌谷周辺では活発な噴気が見られます。また、地熱の観測から周囲より高い温度が維持されていることが確認できます。
一方で、火山活動の高まりを示すような顕著な異常はなかったということです。
現在、箱根山の噴火警戒レベルは火山活動は静穏で「活火山であることに留意」の「レベル1」です。
このような調査は全国の火山で続けられていて、気象庁は「今後の監視の基礎資料として、有効に活用していきたい」としています。
箱根山を巡っては、神奈川県などは先月、将来の噴火の影響などを記した「火山ハザードマップ」について20年ぶりの見直しに着手しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く