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“散らない桜”360°圧巻の花びら 1500本の桜吹雪と新たな絶景(2023年4月6日)
関東では7日、風がさらに強まって桜吹雪となりそうです。桜もまもなく見納め。「散り際の美しさ」を楽しむことができる穴場スポットがあります。
■「散り際が良い」いよいよ桜見納め
異例のスピードで進む桜前線。東北北部まで届いています。秋田市の千秋公園。桜祭りが13日から開催される予定でしたが、ライトアップなどを3日前倒して行うことになりました。
東京のお花見は、いよいよ終わりが近付いています。1500本もの桜が咲き誇る昭和記念公園。最高気温22.2℃と5月上旬並みの暖かさとなるなか、最大瞬間風速は14.5メートルと強い南風が吹き荒れました。
花見客:「お花見はずっとやってきて、もう最後。散り際が一番良い。私の人生も散るから」「桜吹雪をこれを見に来た」
樹齢50年を超える大木がそろうため、満開時は圧巻の光景。先月28日に取材した時には、満開の桜が設置された鏡に反映する景色が人気でした。人々は散りゆく姿を名残惜しみます。
前撮り撮影に来た人:「ギリギリ咲いていたのでよかった」「一生忘れられないと思う」
「散りゆく桜」と「見頃のチューリップ」の今だけのコラボレーション。約240品種があるチューリップガーデン。例年は4月中旬に見頃を迎えますが、今年は1週間早い開花で、すでに8分咲きです。
子ども4人の外国人家族はチューリップ畑に感激。
子ども4人と散策に来た人:「ビューティフル、アメージング。今年、初めて来ました」「(Q.お気に入りの花は?)全部、見きれてないけど白とピンク」
■皇居の近くの“穴場”絶景スポット
東京都心では6日朝、小雨が降るなか、大学の入学式に臨む若者たちが桜と一緒に記念撮影。皇居からほど近い牛ケ淵です。お堀沿いにはひと際目立つ大きなビルが。モダンな建物も隣接しています。去年10月にオープンした「九段会館テラス」です。終盤に差し掛かったお花見ですが、まだまだ楽しめるスポットとして注目されています。
旧九段会館の歴史は古く、1934年に軍人会館として竣工(しゅんこう)。戦後には戦没者の遺族大会などが行われました。しかし、その由緒ある建物は2011年、東日本大震災で天井が崩落。その後、貴重な石材を活用して一部を残し、九段会館テラスとして生まれ変わったのです。
■歴史ある建物でイチゴのスイーツ
屋上テラスにはカフェがあり、春限定のアフタヌーンティーセットを楽しめます。テラスから「桜」を眺めた後、カフェで国産イチゴをふんだんに使ったスイーツなどに舌鼓。
大学生:「ツイッターでバズっていた。眺めも良いしコスパも良いし、おいしい」
■床に寝そべって…“散らない桜”360度圧巻
一方、都内に“散らない桜”が楽しめる意外なスポットがあります。不思議な空間で寝そべっている外国人観光客。目線の先には満開の桜。
ここは外国人観光客に大人気のスポット、東京・江東区にある「チームラボプラネッツTOKYO DMM」です。春限定のプロジェクションマッピング。床に寝そべって見る光景は360度、桜の花びらで埋め尽くされています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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