国葬に長蛇の列 デモ隊と警察が衝突…海外メディア“分断”報じる(2022年9月28日)
27日、安倍晋三元総理大臣の「国葬」が行われました。
■一般献花に長蛇の列
都心では、およそ2万人態勢の厳重な警備体制が敷かれました。いつもと違う環境に、混乱もありました。
男性:「通勤路だよ、通勤路だよ」
警察官:「きょうは大変申し訳ないんですけど、迂回(うかい)をお願いできますか?」
男性:「こっちから行けってこと?」
予定を30分早めて始まった一般献花には2万人以上が訪れ、一時、3時間以上待ちの行列ができました。
名古屋から献花に来た男性:「ちょっと予想より何倍か大変でした。(暑さなどで)身体を壊さないようにします」
■国葬が招いた「分断」
会場近くの九段下の交差点では、トラブルもありました。
武道館方向に進もうとするデモ隊と、それを阻止する警察隊が衝突しています。押し合うような形で多くの人がぶつかり合っています。
賛成派と反対派、それぞれ主張の異なるグループが、交差点を挟んで抗議活動を展開する場面もありました。
海外メディアが報じたのは、国葬が招いた「分断」でした。
ニューヨーク・タイムズ:「安倍氏は、国際社会では重視されていたが、国内ではより対立を生じさせた。彼の右寄りの政策に反対する人は、安倍政権に対する数えきれない不満を表明している」
(「グッド!モーニング」2022年9月28日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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