【産地偽装】利尻産ウニと…ロシア産をふるさと納税の返礼品として出荷の疑い(2023年4月5日)

【産地偽装】利尻産ウニと…ロシア産をふるさと納税の返礼品として出荷の疑い(2023年4月5日)

【産地偽装】利尻産ウニと…ロシア産をふるさと納税の返礼品として出荷の疑い(2023年4月5日)

 北海道の名物といえば、とろける食感のウニ。磯の香りが口の中で広がります。なかでも利尻島のウニは「利尻昆布」を食べて育つため、濃厚で甘みが強く、ふるさと納税の返礼品として大人気です。ところが…。

 去年6月、利尻町はふるさと納税の返礼品の製造などを請け負う業者が産地を偽装していたと発表。偽装されたウニは色が黒ずみ、大きく形が崩れていました。そして、フタには「利尻島」の文字が…。

 町に寄せられた苦情:「全く甘みが感じられない」「口の中に苦みしか残らない」

 などと、町に複数の苦情が寄せられ、調査で偽装が発覚しました。

 そして今月5日、警察に動きが…。

 食品表示法違反の疑いで逮捕されたのは北海道厚岸町の水産加工会社の元社長・上田敏樹容疑者(62)です。上田容疑者は去年1月下旬から2月下旬ごろまで当時、経営していた水産加工会社で、ロシアなど外国産のウニ合わせて11パックを北海道利尻産と偽装し、利尻町のふるさと納税の返礼品として出荷した疑いが持たれています。

 上田容疑者は容疑を認めていて、「受注量が追い付かず、欠品させて迷惑を掛けたくなかった」と話しているということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事