「明日の空へテイクオフ」JAL 4年ぶり“2000人入社式”…“対面”“脱マスク”で笑顔(2023年4月4日)

「明日の空へテイクオフ」JAL 4年ぶり“2000人入社式”…“対面”“脱マスク”で笑顔(2023年4月4日)

「明日の空へテイクオフ」JAL 4年ぶり“2000人入社式”…“対面”“脱マスク”で笑顔(2023年4月4日)

 3日、全国各地で行われた入社式や入学式では、4年ぶりにマスクなしの晴れやかな笑顔が弾け、“アフターコロナ”の新時代の幕開けを感じさせる新年度のスタートとなりました。

■3年ぶりCA採用 他業種からの転職も

 大学1年生:「勉強をしっかり頑張って、サークルでも楽しんで、いい生活にしたいです」

 大学1年生:「人と結構しゃべれなかったので、これからは自分から話しかけていけるようになれるといい」

 こう語ったのは、日本武道館で行われた入学式に出席した、法政大学の新1年生たちです。

 羽田空港の格納庫では、飛行機が見守るなか、新入社員およそ2000人が一堂に会しています。まもなく始まる入社式を前に、緊張感のある引き締まった表情を見せています。

 新年度の入社式では、日常の光景が戻ってきました。

 司会者:「せっかくの晴れ舞台でございます。マスクを外すことに不安のない方は、マスクを外してご参加をいただきたく思います」

 実に4年ぶりとなる大規模な入社式。日本航空グループ37社、去年の6倍以上となる、およそ2000人の新入社員が会場を埋めました。

 新入社員代表・上間涼音さん:「お客様に最高のサービスをお届けできるよう、コロナ禍で学んだことを生かして、何事にも果敢に挑戦し続けます」

 新型コロナの影響で客室乗務員の採用は3年ぶりとなります。新入社員の中には、客室乗務員の採用再開を待って、他の業種から転職した人もいました。

 日本航空に転職 芹澤せらんさん(24):「この採用がなかった3年間の様々な気持ちが思い出されて、本当にこのスタート地点に立つことができて、感謝の気持ちです。明るくて親しみのある客室乗務員を目指したい」

 式の途中、新入社員たちがジャケットから取り出したのは、それぞれの抱負が書かれた紙飛行機。その紙飛行機を「明日の空へテイクオフ」。

 2000人分の決意が空へと飛び立っていきました。新時代の幕開けです。

■7割程度マスク外し…緊張から笑顔へ

 別の企業でも…。

 東京・渋谷区にある企業では、3日に入社式ということで、新しいスーツに身を包んだ新入社員たちが続々と入ってきました。“脱マスク”ということで、さわやかな表情が見えています。

 今年は8割を超える企業が対面での入社式を実施。マスクを外して、出席する新入社員も目立ちました。

 全体の7割程度がマスクを外しているということで、表情もとても見やすいです。緊張から笑顔に変わる瞬間も、しっかりと確認することができます。

 GMOインターネットグループ 新入社員(23):「マスクしている時よりも、代表の言葉だったり、それこそ仲間の言葉っていうのも、自分自身により刺さっているような感覚でした。口元が一番分かりやすい所なので、マスクなしで自由に会話できるというのは、大きいなと思います」

■新戦力が加入「新時代の幕開け」

 “新たな仲間”の姿は、医療現場でも見られました。

 看護師(新加入)・内田麻美さん:「ずっと働きたかったんですけれども、コロナ禍でなかなか。自分がコロナに感染したり、家族が感染したりすることで、職場に迷惑がかかるかなという気持ちがあって、積極的には探せなかった」

 新型コロナが収束傾向にあることで、徐々に人が戻りつつある医療現場。

 この病院では、新たに5人のスタッフが加わりました。来月8日の新型コロナ5類移行に向けて対応に追われるなかでの新戦力の加入に、院長も喜びを隠しきれない様子でした。

 いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:「今まで新しく来てくれるスタッフが、ほとんどいなくて。特にコロナ禍だったので、減ることはあっても、新しく来てくれた人がここ3年間はほぼいなかった。新しい時代の幕開けかなと思っています」

(「グッド!モーニング」2023年4月4日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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