国連の新疆「調査」 中国政府は「交流」と強調(2022年2月7日)
国連の事務総長が中国首脳に対して国連機関による新疆ウイグル自治区への「信頼できる訪問」の実現を要請したのに対し、中国外務省は「訪問を歓迎する」と述べるにとどめました。
グテーレス事務総長は5日、習近平国家主席との会談でバチェレ人権高等弁務官による新疆ウイグル自治区への視察について、中国が「信頼できる訪問」を認めることに期待を示していました。
これについて、中国外務省は7日の会見で「新疆への訪問を歓迎する」「双方はずっとコミュニケーションを取っている」と説明しました。
訪問の目的については「双方の交流と協力を促進させることだ」としていて、あくまで国連による「調査」ではないという考えを強調した形です。
バチェレ氏は新疆ウイグル自治区に少数民族100万人を収容する大規模な施設が存在するとの報告があるとして、現地調査を求めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く