IAEA事務局長がザポリージャ原発を再び訪問へ 「7か月経っても状況は不安定のまま」(2023年3月26日)
IAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長が外部電源の喪失が続くウクライナのザポリージャ原発を再び訪問すると発表しました。
IAEAは25日の声明でグロッシ事務局長が「来週、ウクライナを訪問し、ザポリージャ原発を直接、視察する」と明らかにしました。
グロッシ事務局長は去年9月にザポリージャ原発を訪れていますが、「IAEAが監視してから7カ月経っても状況は不安定のまま」であり、「去年9月からどれだけ変わったかを自身の目で見ておきたい」と説明しています。
ザポリージャ原発ではロシア軍の度重なる攻撃で送電線が切断され、外部からの電源供給が止まるたびに非常用のディーゼル発電機で危機をしのいできました。
IAEAは大事故がいつ起きてもおかしくないと強い懸念を示しています。
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