米銀行“リーマン後最大規模”破綻相次ぐワケ 影響は?(2023年3月14日)
スタートアップの中心地・シリコンバレーの銀行が破綻し、その余波が広がっています。アメリカ政府は救済策を発表していますが、今後、世界にどんな影響があるんでしょうか。
預金者:「まさかこんな事態、こんな展開になるとは誰も思わなかったはずです」
アメリカで相次いだ「銀行の経営破綻」は大きな不安を広げています。10日、多くのスタートアップに融資していたシリコンバレー銀行が事業を停止。総資産は約2000億ドルと、全米16位の銀行が破綻したことで大きな話題となりました。さらに、12日には暗号資産関連企業との取引が多いシグネチャー銀行も相次いで経営破綻に。
預金者:「(Q.心配ですか?)皆、心配に違いありません」
この事態を受け、バイデン大統領は…。
バイデン大統領:「銀行システムは安全であり、預金も安全なので国民は安心して下さい。我々は、必要なことは何でもすると断言する」
財務省は2つの銀行の預金を全額保護する方針を発表。信用不安を抑えるため、異例の速さで対応しました。
しかし…。
13日、ファースト・リパブリック銀行の株価が一時、80%近く急落。破綻の連鎖は止まるのか、不安が高まっています。
市民:「皆、次はどの銀行が潰れるか心配してる。皆2008年を覚えてる」
それもそのはず、実は今回の銀行破綻、2008年のリーマンショック以来、最大規模。そして当時、その混乱は日本を含め世界中に広がることとなりました。
誰も予測できなかった突然の銀行破綻。その理由はなんだったのでしょうか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く