【知床観光船事故】「KAZU 1」えい航中に落下…水深約180メートルで発見
北海道知床半島沖での観光船沈没事故で、斉藤国土交通相は、運航会社に対し事業許可を取り消す方針を明らかにしました。
斉藤国交相「事業を継続させることが再び重大な事故を起こす蓋然性が高いことから、事業許可の取り消しという最も重い行政処分が適当と判断した」
斉藤国土交通相は、「KAZU 1」の運航会社「知床遊覧船」に対し事業許可の取り消し処分が適当だと判断したとして、海上運送法に基づく行政処分に必要な聴聞手続きを始めると表明しました。来月14日に聴聞を行ったのち、事業許可を取り消す方針です。
事故後に行われた国土交通省による特別監査で、出航判断の基準を守っていなかったことや通信体制の不備、桂田社長が虚偽の届け出で運航管理の要件を満たさずに運航管理者になっていたことなど、19件の法令違反が確認されたということです。
事業許可の取り消しは最も重い行政処分で、事故を受けての許可取り消しは初めてとなるということです。
一方、23日、水深20メートルまでつり上げが完了した「KAZU 1」カズワンの船体は台船に引き揚げる準備を行っていましたが、海上保安庁によりますと24日午前、斜里町の沖合にえい航中に落下し水深およそ180メートルで発見されたということです。
(2022年5月24日放送)
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