【WBC】魅せた大谷「SHOTIME」 米・中のメディアが絶賛 解説も思わず「カッコええ」(2023年3月10日)

【WBC】魅せた大谷「SHOTIME」 米・中のメディアが絶賛 解説も思わず「カッコええ」(2023年3月10日)

【WBC】魅せた大谷「SHOTIME」 米・中のメディアが絶賛 解説も思わず「カッコええ」(2023年3月10日)

 国際大会で初めて実現したリアル二刀流。侍ジャパンと対戦した中国のメディアは大谷翔平を「天に選ばれたもの」と絶賛しています。一方、10日に対戦する宿敵・韓国ですが、まさかの黒星スタートとなり、日本戦での負けは許されない状況に追い込まれています。

 試合開始前に行われた盛大なセレモニー。しかし、その場に大谷翔平の姿はありません…。

 その時、大谷は1人、ブルペンで調整。登板に備えていました。吉井投手コーチによると、ブルペンでは1球もストライクが入らなかったという大谷。しかし、試合では圧巻の投球を見せました。

 WBCでは初めてとなる、リアル二刀流で出場した様子をアメリカ・メジャーリーグの公式サイトは「4万1616人の観客の目とスマートフォンはたった一人の男に注がれた。背番号16、ショウヘイオオタニだ。彼がマウンドに上がると、さらにもう一段ボルテージが上がった」と伝えました。

 1回ツーアウトの場面では昨シーズンまでソフトバンクに在籍した中国の3番、真砂勇介(28)と勝負。サードゴロに仕留めました。

 2回には、この日最速となる160キロを記録。二者連続三振を奪うなど全く危なげない投球。

 4回にはこの日、初ヒットを打たれますが…。大谷は4回を投げて、打たれたヒットは1本。5つの三振を奪って無四球、2塁を踏ませず無失点で抑えました。

 大谷の球場入りに際し、「タクシーやバスが遅れてほしい」と話していた中国代表の監督は…。

 中国代表・トレーナー監督:「残念ながら、オオタニ投手は時間通りにバスに乗って来ました。やっぱりオオタニはさすがでした。私の想定とは少し違いましたが、いいボールをたくさん見せられました」

 大谷がみせたのは素晴らしいピッチングだけではありませんでした。バッターとしても4打数2安打2打点の活躍。みせ場は4回、1アウトランナー1塁3塁の場面でした。

 左中間への当たりは、あと少しでホームランという当たりでした。

 米・スポーティングニュース:「ショウヘイオオタニが地球上で最高の選手で、野球における完璧な武器であることを示すのにこの1試合でこと足りた」

 メジャーリーグ・エンゼルスの試合を中継したこともあるホゼ・モタ氏はアメリカの視聴者に向け、こう伝えました。

 ホゼ・モタ氏:「この場所で試合を目にした私たちはなんて幸せなのでしょう!太陽であり英雄であるショウヘイオオタニは全く失望させませんでした」

 そんな大谷、エンゼルスマイルにキラーウィンク。さらに試合後、チームメイトにバックハグと、数々の仕草でもファンを魅了しました。

 3大会ぶりの世界一奪還を狙う侍ジャパンの初戦は8対1と快勝。最高の形でのスタートとなりました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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