西之島で200種以上の生物確認 小笠原諸島初のカニも(2022年2月4日)

西之島で200種以上の生物確認 小笠原諸島初のカニも(2022年2月4日)

西之島で200種以上の生物確認 小笠原諸島初のカニも(2022年2月4日)

 小笠原諸島・西之島の現地調査で、200種以上の生物が確認されたことが分かりました。新種とみられるコケムシや小笠原諸島では初めての種類のカニも確認されました。

 おととし8月まで大規模な噴火が続いた西之島の状況を調べるため環境省は去年7月と9月に研究者を現地に送りました。

 その結果、島の周辺の海で小笠原諸島では初めての確認となるヒメベニツケガニを含む200種以上の生物が見つかりました。

 海底に転がる岩などからは名前の付いていない新種とみられるコケムシが発見されました。

 一方、陸上では噴火による火山灰が厚いところで5メートルほど積もっていて、植物は一切確認されませんでした。

 ウミドリは噴火の前と同じ程度の数が確認されましたが、巣作りに必要な草や木の枝は不足しています。

 親鳥が放棄した卵も数多く見つかり今後、生息数が減る恐れがあるということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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