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史上最年少の藤井“六冠”なるか 運命の「棋王戦」第3局の行方は(2023年3月5日)
将棋の藤井聡太五冠が新たな大記録に挑んでいます。こちら、将棋の8大タイトルです。藤井五冠は2020年7月、「棋聖」のタイトルを初めて獲得すると、その後も防衛を続けながらタイトルを増やし、現在、5冠となっています。5日、行われている「棋王戦」を制すれば、史上2人目となる「六冠」となります。さらにすごいのが、その「スピード」です。唯一、六冠を達成しているのが羽生善治九段で、達成したのは24歳2カ月の時です。現在、20歳の藤井五冠が達成すれば「最年少記録」を大幅に更新する快挙となります。
■最年少で快挙なるか 運命の「棋王戦」第3局の行方は
静寂のなか目を閉じて待つ、挑戦者の藤井聡太五冠。そこに渡辺明棋王(38)が登場。棋王戦五番勝負第3局、五冠対二冠の大一番です。真っすぐ藤井五冠を見据える、渡辺棋王。それを避けるように藤井五冠が盤上を見つめるなか、注目の対局が始まりました。
これまでは、藤井五冠が2勝0敗。3勝先取で棋王のタイトルが獲得できます。先月から始まった、1局目では…。
藤井聡太五冠:「(終盤)ずっとよく分からないまま指していました」
渡辺明棋王:「勝負どころがどこだったかよく分からなくなってしまった」
互いに先の見えないなか、挑戦者の藤井五冠が勝利。そして2局目…。
藤井聡太五冠:「最後まで分からなかったです」
渡辺明棋王:「結局、時間も無くなっていって、分からなくなってしまった」
やはり、お互い先の読み切れないなか、藤井五冠が連勝。
過去の対局では、15勝2敗で藤井五冠が勝ち越しています。これまで一冠、二冠、三冠、四冠、五冠とたったの3年ほどで駆け上がってきた藤井五冠。この五冠目は1年前…。
渡辺明棋王:「ストレートで負けてしまったところについては、そうですね…何というか残念というのも違うし…」
渡辺棋王との対局で、王将を獲得しています。羽生善治九段が六冠を達成したのは、24歳。藤井五冠の地元では、最年少での六冠達成に期待が高まります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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