“共犯ママ友”出廷も「答えません」 福岡5歳児餓死(2022年6月10日)

“共犯ママ友”出廷も「答えません」 福岡5歳児餓死(2022年6月10日)

“共犯ママ友”出廷も「答えません」 福岡5歳児餓死(2022年6月10日)

 5歳の息子を餓死させた罪に問われた母親の裁判で、共犯とされる「ママ友」が証人として出廷しました。

 検察:「碇被告と面識がありますね?」

 赤堀恵美子被告:「はい」

 証人として出廷した赤堀恵美子被告(49)は過去の写真に比べてやや痩せた印象。尋問の様子を被告人席から碇利恵被告が見ていました。

 検察:「いわゆるママ友?」

 赤堀恵美子被告:「これから私の裁判があるので答えるのはしません」

 検察:「翔士郎ちゃんの餓死に対して、保護責任者遺棄致死罪で裁判にかかってますね?」

 赤堀恵美子被告:「答えません。これから私の裁判があるので答えるのはしません」

 弁護士:「利恵さん(碇被告)が一軒家に住んでいたのは?」

 赤堀恵美子被告:「いえ答えません」

 弁護人:「利恵さん(碇被告)と出会って化粧や服装の仕方を真似るようになった?」

 赤堀恵美子被告:「答えません」

 弁護人:「利恵さん(碇被告)は夫婦仲良かったの知ってますよね?」

 赤堀恵美子被告:「答えません」

 弁護人:「あなたは利恵(碇被告)の生活がねたましかったのでは?」

 赤堀恵美子被告:「答えません」

 碇被告との面識を認めた以外は一切の質問に答えませんでした。

 碇被告に対して、食事の量まで細かく指示をしていたとされる赤堀被告。

 7日の公判で碇被告は、赤堀被告の命令に背いた長男が1週間、食事抜きにされたほか、翔士郎ちゃんが赤堀被告に複数回、投げ落とされたこともあったと証言しています。

 「何もできない自分が情けなかった」。碇被告はそう話す一方、「赤堀に反抗すると、ボスを怒らせ子どもたちが怒られると思った。私の子どもの守り方はこれでした」と赤堀被告の嘘を信じ、何もできなかった状況を振り返りました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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