金総書記が農業議題の会議に出席 食料不足が背景か(2023年2月27日)
食料不足が深刻化しているとされる北朝鮮で、農業を議題とする会議に金正恩総書記が出席したと伝えられました。
27日付の朝鮮労働党の機関紙は党中央委員会拡大総会が26日に始まり、金総書記が司会を務めたと伝えました。
28日以降も続くこの会議では、農業を議題に活動状況の分析や今後の方針などが議論されるということです。
北朝鮮では食料不足が深刻化しているとされ、韓国の統一省は「一部の地域で餓死者が続出している」との見立てを示しています。
金総書記は今月半ばにも農場関連の着工式に出席するなど、軍事開発の裏で深刻化する食料不足への危機感がにじんでいます。
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