中国人船長を逮捕 日本のEEZ内で“サンゴ密漁”か 中国外務省「中国国民の安全を」(2023年2月24日)

中国人船長を逮捕 日本のEEZ内で“サンゴ密漁”か 中国外務省「中国国民の安全を」(2023年2月24日)

中国人船長を逮捕 日本のEEZ内で“サンゴ密漁”か 中国外務省「中国国民の安全を」(2023年2月24日)

 無許可操業の疑いで現行犯逮捕されたのは、サンゴ漁船の58歳の船長です。

 第10管区海上保安本部によりますと、22日午後1時すぎ、日本の排他的経済水域内で、海上保安庁の航空機が中国籍のサンゴ漁船を発見しました。

 連絡を受けた巡視船が鹿児島県臥蛇島沖で追跡を開始。漁船は蛇行するなどして逃走しましたが、午後4時半すぎに停船させられました。

 当時、漁船には逮捕された船長を含む11人が乗っていたとされ、サンゴの密漁に関わっていたとみられます。

 第10管区海上保安本部の会見:「漁獲物があったか、なかったかは捜査を進めている」

■中国外務省「現在、確認中だ」

 日本の排他的経済水域に現れた中国漁船。2014年にも「赤サンゴ」の大規模な密漁が問題となりました。

 世界自然遺産・小笠原諸島の沖合に中国籍とみられる不審な船が集結したことも。なぜ「赤サンゴ」は狙われたのでしょうか?

 赤サンゴは中国で「長寿・幸せ」など縁起の良いものとされ、価値が高く、富裕層に人気があるといいます。

 北京市内の宝飾店 女性店員:「一番人気はやっぱり『赤サンゴ』。赤が好きな客が多いから、値段は上がっています」

 以前、東京で行われた宝飾展には、多くの中国人バイヤーが訪れ、大量の赤サンゴを買い求める姿もありました。

 中国外務省はANNの取材に対し、「事件の詳細について現在確認中だ」としたうえで、「日本側には中国国民の安全と合法な権益を適切に保障するよう希望する」とコメントしています。

(「グッド!モーニング」2023年2月24日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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