仏具に激しくクラッシュ!歴史あるお寺で“ドローンレース” 住職も“参戦”のワケ(2023年2月23日)

仏具に激しくクラッシュ!歴史あるお寺で“ドローンレース” 住職も“参戦”のワケ(2023年2月23日)

仏具に激しくクラッシュ!歴史あるお寺で“ドローンレース” 住職も“参戦”のワケ(2023年2月23日)

 荘厳な仏具の前を横切る、光る物体。「マイクロドローン」と呼ばれる、小型のドローンです。しかも、1機だけでなく次々と…。広島県府中市、900年以上前に建立されたお寺の本堂です。すると、本堂内で次々巻き起こる“クラッシュ事故”。仏具に当たり、墜落するドローンも…。お寺の中で熾烈(しれつ)な戦いが繰り広げられていました。

 歴史あるお寺の本堂を飛び回るドローン。そして、仏具に当たるなど、次々とクラッシュ。一体、何が行われているのでしょうか。

 救護山釈迦院・藤井昭光住職:「『ドローンレース』という、ドローンのスピードを競う大会を開催した」

 今回で3回目となる「ドローンレース」です。実は、広島県府中市はドローンによる“町おこし”を目指していて、今年は関東や四国などから19人の参加者が集結。熾烈なバトルが繰り広げられました。しかし、レース中に次々と起こる“クラッシュ事故”。お寺の本堂は、大丈夫なのでしょうか。

 救護山釈迦院・藤井昭光住職:「やっぱりスピードが速いので、ヒヤっとする時もあります。(レースで飛ばすドローンは)30グラムぐらいの一番小さいサイズのドローンなので、今のところ(仏具など)何か壊れたとか、そういうのはないです」

 そんな住職も、実はレース参加者の一人なんです。趣味で始めたドローン操縦、今では国内の大会に数多く出場するほどの腕前だといいます。

 実況:「おーっと、和尚が抜いた!」「あー!和尚がここでクラッシュ!」

 レース終盤、金箔が施された「天蓋(てんがい)」と呼ばれる装飾具に衝突。住職は、5位という結果に終わりました。

 救護山釈迦院・藤井昭光住職:「結構、話題になり、府中市に色んな人が来てもらえている」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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