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“注文が多い公園”禁止看板24枚 住民から賛否…“苦情対応”でやむを得ず設置(2023年2月23日)
東京・練馬区の公園で、禁止事項を書いた看板が至る所に設置され、住民から賛否の声が上がっています。なぜ、このような事態になってしまったのでしょうか。
■禁止看板24枚…近隣住民の意見は?
公園内のあちらこちらに設置された看板。その数…実に24枚です。
練馬区の閑静な住宅街にある「いずみの里公園」。「すべりだいをかけあがらないでください」「夜間の利用はお控え下さい」「公園の植物はみんなの物です。折ったりして遊ばないでください」などといった看板が設置されています。
“バイク禁止”の看板は3枚もありました。
中には、剥がれてしまって何が書いてあるのか分からない看板もあります。
近隣住民:「多いかなとは思います。自由に遊べないのかなという感じですね。注意事項が多すぎて」
一方で、こんな意見も…。
近隣住民:「(午後)9時近くになっても遊んでいる子が。結構、声を出しているお子さんたちがいますからね。これぐらいあってもいいと思います。何の支障もないと思いますよ」
■苦情対応で…「やむをえず設置」
公園ができたのは、2017年。なぜ6年間で看板が24枚にまで増えてしまったのでしょうか?
練馬区 道路公園課・小山和久課長:「子どもたちを思い切り遊ばせてあげたい一方で、苦情への対応を両立させることに苦慮しています。必要と判断した場合に、やむをえず看板を設置し、周知・注意喚起を行い、相互理解の上で公園を管理しています」
今回の事態について専門家は、次のように話します。
関東学院大学 建築・環境学部 中津秀之准教授:「禁止看板の多さというのは、地域のコミュニケーション不足を表すバロメーターになっていると思います」
そのうえで、行政だけでなく、地域の住民も公園の管理に参加できる形を提案しています。
(「グッド!モーニング」2023年2月23日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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