JAL機 未明に“羽田へUターン” 強風で遅れ…福岡空港の運用時間内に“着陸できず”(2023年2月21日)

JAL機 未明に“羽田へUターン” 強風で遅れ…福岡空港の運用時間内に“着陸できず”(2023年2月21日)

JAL機 未明に“羽田へUターン” 強風で遅れ…福岡空港の運用時間内に“着陸できず”(2023年2月21日)

 20日午前3時前、羽田空港に着陸した1機の飛行機。本来なら、福岡に到着していたはずの日本航空331便です。

 ことの発端は、この前日。日本航空331便は、午後6時半に羽田空港を飛び立つ予定でしたが、強風の影響で出発がおよそ1時間半遅れ、福岡市の上空に差し掛かったのは、午後10時を回ったころでした。

 ここで問題が発生します。福岡空港は市街地の近くにあることから騒音対策として、飛行機の離着陸を午後10時までに制限しているため、着陸ができなかったのです。その結果…。

 搭乗客:「(機長が)着陸許可が下りなかったためみたいな感じで、関西空港のほうに行きますと言っていて。(周りの乗客は)そんなに慌てた感じでもなく静かでした。どうしようもないことだったと思うので仕方ない」

 飛行機はその後、関西空港で乗客を乗せたまま、燃料補給や整備を行い、午前2時前に羽田空港へ向けて出発。乗客は未明になって、羽田に舞い戻ることとなりました。

 福岡空港は、「体調不良者への対応による緊急着陸」などは午後10時以降も認めているものの、今回はあくまでも航空会社の事情による遅れのため、着陸を承認できなかったと説明しています。

(「グッド!モーニング」2023年2月21日放送分より)
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