ウクライナ南部にドローン攻撃 穀物貯蔵施設が損傷(2023年8月3日)
ウクライナは南部の穀物貯蔵施設がロシア軍のドローンによる攻撃を受け、損傷したと発表しました。
ウクライナ国防省は、ドナウ川に面した南部オデーサ州にあるイズマイル港の穀物貯蔵施設が2日未明、ロシア軍のドローン攻撃によって損傷したと明かしました。
ロシアは黒海を経由する穀物輸出合意の延長を拒否してから、ウクライナの農業や港湾インフラを攻撃し続けています。
イズマイル港はウクライナにとって重要な穀物輸送ルートになっているということです。
ゼレンスキー大統領は「ロシアのテロリストが再び港湾、穀物、国際食料安全保障への攻撃を仕掛けた」と批判しました。
攻撃を受けて小麦の供給に不安が高まり、シカゴの小麦先物価格が一時4％近く上昇しました。
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