「プレッシャーを越えて野球をできる喜びを表現してほしい」侍J・栗山監督(2023年2月17日)
17日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表「侍ジャパン」の練習初日を終えた栗山英樹監督が、報道陣の質問に答えました。
Q:練習初日を終えた感想は
栗山監督:こういうのは初めてなので、キャンプ初日ですけど、選手たちは自分たちのキャンプをやって、ある程度試合に出られるまできてからの初日なので。
これがいいのか悪いのかっていうのは僕的には判断はきかないですけども、とにかくみんなが元気で、明るく、楽しそうに、プレッシャーを越えて野球をできる喜びを表現してほしいと思ってたんで、そういう意味ではいい1日目だったのかなっていうふうに思ってます。
Q:監督から選手に対しての積極的な声掛けがあったように見えたが
栗山:全くしてないですね。そんなことないですか?(笑)
ただ11月に来たメンバーと、今回初めて来たメンバーっていうのはやりやすさにおいて戸惑いがないようにしてあげたいというので。僕が一緒に初めてやるメンバーに関してはなるべく初日に声を掛けようというふうに思って、声は掛けました。
Q:ダルビッシュ投手の初日の動きやほかの選手への影響は
栗山:昨日も一回話しましたし、きょうもいろいろ話したんで。本当に感謝しかないです。本当に難しい調整になりますけども、若い人たちといろんな話をしてくれながら、自分も学びそしていろんなものを与えてもらっている。
他の選手たちに話を聞くと、すごく喜んでいる感じの選手の表情がね、良かったなあっていうふうに思います。
Q:栗山監督の当初の狙い通り
栗山:それはただ、もちろんダル(ダルビッシュ投手)にお願いしましたけども、二次的な要素で。まずはチームが勝つために、世界一になるためにやる、という大前提の中でね、結果的にそういうものも生まれればいいかなというふうには思っています。
Q:18000人を超える観衆・ファンの姿を見てどういう思いか
栗山:(球場に)来る時からね、本当に寒い中、朝早くからたくさんの人が野球場に足を運ぶ姿を見させてもらって、なんかちょっと感動しちゃって。
やっぱり野球があって、そういうものをみなさんが楽しみにして、こうやって大変な中集まってもらえるっていうのは、本当にありがたいなあと思ったし、その思いに応えるのは勝つしかないんでね。そういうことをしっかり胸に刻んで朝入りました。
Q:いろんなイメージが湧いてきた
栗山:かなり湧いているんで、ちょっとピッチャーの方もなんとなくこういう感じでいけるかなというのを含め、ただ今日ちょっと身体の状況の確認をしていくなかでね。イメージが本当に強くなっているのは事実だし、ただここからけが含めて起こるのも想定しなきゃいけないんで。具体的にかなりやっぱり一緒にいると、具体的になるというのは間違いないんで。僕の中では前に進んでいるところはあります。
Q:キャプテンについては
栗山:お話あった?俺した?選手たちひとりひとりにメッセージをする中で11月も言いましたけど、このチームがジャパンなんじゃないんだと。あなたがジャパンなんですと。要するにそれくらいの誇りと、それからチームを引っ張る、そういう気持ちでやってくださいと。
年齢も関係ないし、実績も関係ない。自分がチームを引っ張るんだというね、そういうふうなメッセージを送っているつもりなので、そう考えれば普通に考えると全員がキャプテンだというメッセージを送っている形になるのでね。自分の言っていることと、やっていることが相反しない形にはしたつもりです。
WBCに向けいよいよ強化合宿をスタートした侍ジャパン。初実戦は25日、ソフトバンクとの強化試合を予定しています。
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