中国がキリバスとも安全保障協定か 王毅外相が訪問(2022年5月28日)
南太平洋を歴訪中の中国の王毅外相はソロモン諸島に続いてキリバスを訪問し、マーマウ大統領と会談しました。中国は、この地域での安全保障面に関する協力を積極的に進めています。
中国外務省の発表によりますと、27日の会談で王毅外相は「アメリカや周辺国が中国を牽制（けんせい）するのは、西側諸国以外の成功を見たくないからだ」との独自の主張を展開しました。
そのうえで、マーマウ大統領に中国の核心的利益を支持することは途上国自身を支持することだと強調し、連携の強化を呼び掛けました。
キリバスは2019年に台湾と断交して中国と国交を樹立していて、フィナンシャル・タイムズは、中国はソロモン諸島に続き、キリバスとも安全保障協定の締結に向け交渉していると伝えています。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
