【独自】「死ぬんじゃないかな」被害男性が語った4時間“リンチ”の一部始終 他の強盗・窃盗事件にも関与か 北区・強盗傷害事件|TBS NEWS DIG
全国で相次いだ連続強盗事件。自宅マンションで襲われ、総額1000万円もの被害にあった男性が取材に応じ、実行犯を“スマホ”で遠隔操作する指示役の手口を証言しました。
「4時間も殴られているので、死ぬんじゃないかと思った」
こう話すのは、先月7日、東京・北区の自宅マンションで強盗の被害にあった男性(26)です。これは、被害直後に撮影された室内の写真。クローゼットは荒らされ、床には血の跡が。毛布にもおびただしい量の血がついています。
強盗傷害事件 被害者の男性
「寝込みを襲われた。気づいたら、黒ずくめの3人がそれぞれ凶器を持って立っていた」
男性を襲ったのは3人の男で、バールで頭などを20発、ハンマーでも身体を執拗に殴られたといいます。
強盗傷害事件 被害者の男性
「左の頬骨が骨折してるのと、鼻が折れてる。目元のあざは、膝で蹴られたり、手拳で殴られたときにできた」
3人の男はそれぞれがスマホを手にしていて、電話相手から“指示”を受けている様子だったといいます。さらに、男性自身も「スピーカーモード」で直接、指示役とみられる男から恫喝されたといいます。
強盗傷害事件 被害者の男性
「(指示役が)『1000万あるのはわかってんだよ。色々調べはついているから、いいから出せ』と脅してきた。『大丈夫?早く(金を)出さないと死んじゃうよ』とずっと言われた」
結局、3人の男は高級ブランドのバッグや貴金属、現金およそ100万円を奪い、さらに、駐車場にとめてあった高級車「レクサス」を奪って逃走しました。被害の総額は1000万円相当に上ります。
実は、全国で相次ぐ連続強盗事件では、“指示役”が“遠隔操作”したとみられる手口が相次いでいます。これは、先月11日、茨城県龍ケ崎市で起きた“事務所荒らし”の様子を捉えた映像。実行犯の手には、スマホが。何かを撮影しています。
関係者によりますと、実行犯は撮影した現場の画像などをもとに、指示役から盗む品などを指示されていたとみられています。
強盗傷害事件 被害者の男性
「カウンセリングに行ってる。人と会うのが怖い。夜道を一人で歩けない。人を信用できなくなった」
警視庁は男性が襲われた事件について、去年12月に渋谷区で起きた窃盗事件で逮捕した19歳の男3人が関わったとみて捜査していますが、3人の関与が疑われる事件は関東であわせて9件確認されています。
強盗傷害事件 被害者の男性
「怒り、憎しみ、その気持ちでいっぱい。早く解決して欲しい」
警視庁は指示役の特定など、一連の強盗事件の実態解明を進めています。
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