大規模特殊詐欺“個人情報”握り逃げられない仕組み(2023年2月11日)
フィリピンを拠点にした特殊詐欺事件で、詐欺グループがメンバーに週払いで報酬を払う一方、家族の住所を把握して組織を辞めづらくする手法を使っていたことが分かりました。
大規模特殊詐欺グループのリーダー格・渡邉優樹容疑者(38)ら4人は、フィリピンから日本に強制送還され逮捕されました。
その後の捜査関係者への取材で、メンバーは週に5万円から50万円が支払われ、詐欺で得た金が多いと旅行などの「ボーナス」も与えられていたことが分かりました。
一方で、グループに加わる際は身分証のコピーを提出し親の住所を教える必要があり、逃げ出しにくい仕組みになっていました。
警視庁は、リーダー格の渡邉容疑者らが過去の特殊詐欺の経験から組織の仕組みを作っていたとみています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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