G7広島サミットまで99日 「核兵器なき世界」実現へ大学生が議論「教育や対話を」(2023年2月9日)
5月に開催されるG7(主要7カ国)広島サミットで岸田総理大臣が発信する「核兵器のない世界」の実現に向け、日本がどのような役割を果たすべきか大学生が意見を交わしました。
広島サミットまで100日を切るなか、若い世代に関心を高めてもらおうと、外務省の職員が大学生を対象に講演を行い、「自分が総理だったらと考えてサミットに向き合ってほしい」と呼び掛けました。
参加した学生はその後、「軍縮・不拡散」など複数のテーマに分かれて議論を行いました。
核兵器のない世界の実現に向けては「核保有国で育つ子どもたちにも核の脅威を伝える教育の機会を日本として働き掛けていくべきだ」などの意見が上がりました。
東京大学大学院・山田彰子さん:「被爆国として伝えられることは非常に大きいと思っていて、少しでもそういった声を首脳級であったり、伝えていく努力はできるのかなと思いました」
神戸市外国語大学・河村悠未さん:「対話というのが一番大事かなと思います。自分たちの国単位で理念を掲げるのも大事だと思うんですけれども、それが一つの国単位で終わるというのは良くないと思うので、G7だとかIAEA(国際原子力機関)だとかプラットフォームを通じていかにしてその理念を共有して、それをどのように実行に移すかという行動面も大事だなと思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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